| 温暖化政策評価Ramseyモデル |
| 2008年2月27日 更新 |
| 上智大学地球環境学研究科 鷲田豊明 |
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目次 0.最新情報 1.はじめに 2.ダウンロード 3.インストール 4.アンインストール 5.最初の一歩 6.使用方法 7.FAQ 8.GRASの最適化法 9.関連サイト 10.謝辞 |
| 0.最新情報 |
| (2008/2/27) Ver.1.1.3e をリリース。英語版(出力が英語表記になっている)のみの公開。微分を、数値微分から、あらかじめすべての式を手動微分してプログラムに組み込んだ。計算スピードがかなり改善されたが、最適化に向けて必要ステップが増大した。差し引きでも改善とみていい。シミュレーション結果などすべてやりなおしたが、英語版のページに記載している。 |
| 1.はじめに |
GRASは温暖化政策評価を含むRAMSEY型最適成長モデルをシミュレーションするためのソフトウェアです。モデルの構造としては、W.Nordhaus氏によるDICE2007モデルを組み込んでいます。グローバルな経済モデルと、炭素循環、温暖化メカニズムを含んだ、統合モデルです。 GRASは次のような特徴を持っています。 (1)無料で稼働させることができます。 (WindowsXP以前の場合は、Microsoft .NET FrameWork 2 がインストールされていなければなりませんが、これも、マイクロソフトのサイトから無料で手に入れインストールできます。XP以前でも、すでにインストール済みの場合もあります。) (2)Windowベースのグラフィックユーザーインターフェイスがついていますので、簡単に操作することができます。 (3)DICE2007で実行されているシミュレーションをすべて追試できます。 (スターン・レビューのシミュレーションやGORE提案のシミュレーション、京都議定書関係シミュレーションも含まれています。ただし、炭素税額などGRASの出力に含まれない値もあります。また、数値解法の違いなどから、結果は必ずしも等しくなりません。この点については、こちらを参照してください。) (4)経済モデル、炭素循環、温暖化機構にかかわる約60のパラメータを変更できますから、自分なりにシミュレーションを実行することができます。 |
| 2.ダウンロード |
GRAS 1.1.3e セットアップファイル(英語版のみ) (2008年2月27日 公開) |
| 3.インストール |
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| 4.アンインストール |
| GRASをアンインストールするのには、(1)セットアップファイルをもう一度起動して、最初の画面で「削除」を選択する。(2)Windowsのコントロールパネルのプログラムの追加と削除からGRASを選択し「削除」を実行する、の二つの方法があります。通常これで問題なく削除できます。 (※セキュリティソフトなどの影響で、時間がかかるなどの、問題が発生する場合があります。自己責任で対応願います。 ) |
| 5.最初の一歩 |
| インストールが正常に終わりましたら、アイコンを起動してみてください。自動的にDICE2007の最適化モデルが組み込まれていますので、実行メニューから、スタートさせることができます。 緑のプログレスバー(WindowsMEでは、青色)が数回往復すると、コンソールにNo.1で始まる行が表示されます。これがNo.2などというように増えてきて、表示されているQNという値の合計が、2000程度になった時に、最適解を得られるはずです。私のパソコンでは、2分弱かかります。 結果を表示メニューからグラフに描かせてみてください。 ファイルメニューから、「モデルを開く」を選択し、modelフォルダの中を見ていただくと、別ページで紹介しているシミュレーションファイルがすべておかれています。 より詳しい使い方は、以下の各ページを参考にしてください。 |
| 6.使用方法 |
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| 7.FAQ |
| (1)質問と回答 (2)GRASとGAMSの出力差について |
| 8.GRASの最適化法 |
| (1)GRASの解き方 (2)GRASの最適化法 |
| 9.関連サイト |
| (1)地球温暖化の経済学 |
| このサイトには、GRASの初期のバージョン(DICEモデルの1994年バージョンを動かすことができる)のほか、RamseyモデルをJAVAで動かすバージョン、開発の経過、Norhausの議論、スターン・レビュー批判など、多くの関連情報が記載されています。 |
| (2)上智大学鷲田研究室 |
| 10.謝辞 |
DICEモデルの構造を公開し、この問題に科学者として誠実な態度で望まれているW.Nordhaus氏に心から感謝します。そのモデルや論文から学びていることは、まだわずかなものにとどまりますが、私にとっては非常に意義あるものでした。(2008年2月3日 鷲田豊明) |